2022年12月29日木曜日

今年のふりかえり 2022年版

時の経つのは早いもので、前回ブログを書いてから3年も経ちました。コロナ感染が拡がったり、戦争が起きたり、世界が激変する中、私も少し変化があった一年でした。とはいえ、話題は酒とかギャモンとか、その辺りはいつもと同じです。

ソバーキュリアス

この本に出会い、本格的に禁酒をしてみました。コロナで外出自粛が呼びかけられ、酒を飲むのが家ばかりになり、面白く無いなーと感じていたのは一つのきっかけでしたが、 単にちょっと気が向いたので始めました。

3月までは、本当に完全に禁酒を継続して、飲み会に行っても酒を飲まないなどという、これまでの私には考えられないようなこともしてました。4月に代官山に遊びに行った時、つっしーの誕生日で振る舞いシャンパンが出て来ました。眼前の輝くシャンパンから、何とも言えないいい香りが漂ってきて、こればっかりは我慢できずに飲んじゃいました。以降は、ギャモンの打ち上げや会社の飲み会で飲むことはありますが、家では本当に飲んでません、信じてください!

「おうちソバキュリアン」となって良かったことは、頭がスッキリしていることです。これまでは常に霞がかかっていたようにすら思います。おそらく、睡眠の質が改善したのが大きいと思います。夜はダラダラと酒を飲んで過ごしていた時間が、本を読んだりする時間に使えるのも有意義だと感じますし、また、そうする必要があった年でもありました。


転職

昨年末に、新卒で入社してから長らくお世話になった会社を退職し、今年からはベンチャー企業で働いています。転職した話を誰かにすると、「よく思い切りましたね」と言われることがありました。確かにそうだと思いますが、私としては risk と gain を見積もって判断したつもりでした。gain は不透明でよくわからないですが、risk は結構小さいことに気づき、ギャモン的に言うなら、私の転職テイクラインは低いのでした。

新しい職場では、毎日目まぐるしく仕事をしていて飽きることがないです。いろいろな人がいますが、「私は運がいい」と公言しているエライ人がいて、心に刺さる一言でした。


「私は運がいい」

多くのバックギャモンプレイヤーは、運について考えたことがあると思います。私は特に運が良くも悪くもないし、長い目で見ればみんな同じだと思っています。ところが、今年はどう考えても運がいい年でした。名人リーグは東京一部リーグでの参加でしたが、本戦に出場することが出来ました。対戦相手は地球最強クラスのプレイヤーばかりなので、私が勝つためにはとてもたくさんラッキーが必要なのです。

とうやったら運が良くなるのか? 「運のいい人の法則」(角川文庫)によれば、自分が運がいいのだと思い込むように、言い聞かせるのだという。

「私は運がいい。今日も幸運な一日が待っている」

自分は運がいいと思っている人は、新しいことにチャレンジしたりするから、結果的に運がいいことが起きることもあるという。つまり、運を掴むチャンス自体を作り出す、試行回数を増やす必要があるのですね。

輪読会

5月のバックギャモンフェスティバル会場で、Dirk Schiemann の The Theory of Backgammon を購入しました。大会に参加すると、一時的にギャモンのモチベーションが高まるので、本を買ったりします。大体そこで満足してしまい、本はちっとも読まないのは良くない癖だと思っていました。

ヒビキくんが「Dirk本を読む会をやりましょう」と声をかけてくれたので、Twitterでメンバーを募集してみました。集まったのは、驚きの7人! なんて勉強熱心な人たちなのでしょうか。12月に一度オンラインで輪読会を開催しました。これから毎月一回のペースでやって行く予定です。こんなに勉強したら強くなっちゃうな!

「私はどんどん強くなる」

パソコンを入れ替えたりしているうちに、XG のプロファイルが無くなってしまいました。以下のグラフは私の最近の成績ですが、モリモリ強くなっているように見えないでしょうか? Dirk本の勉強はつい最近始めただけだし、なぜこんなに右肩上がりなのか、自分でも見当がつきませんが、以前と比べて、難しい局面で何とか手を尽くそうと頑張るようになったかもしれないです。禁酒したことと、毎朝詰将棋を頑張って解こうとしているのが役に立ってるかもしれないです。

グラフの y軸は、お見せするのが恥ずかしいです。実戦の PR は、良い時で3点台が出る時もありますが、8点や9点も余裕で出します。平均すると 5点台の半ばくらいで、3年前に立てた目標の水準に近づいていると思います。

「私は運がいい」に加えて、「私はどんどん強くなる」と毎日唱えようかと思います。そうすれば、きっと自信もつくし、勉強しようって気分にもなるんじゃないかな。







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