対戦中ずっと思っていたことだが、渡辺さんの方が私より強い。ふと気が付くと、キューブが飛んできて、うーんとうなってしまうような局面ばかりだった。
言い訳すると、この日はよくダンスした、ように思う。ノーボードなのに6ゾロ振ってダンスしたのが5回もあった。ちょっと多すぎじゃないかね?
さて、0-3とリードされて苦しい序盤で、チャンスらしき場面が訪れた。青からダブルしているようですが、キューブの位置は間違っています(写真のために置いてもらったので)。手前の赤の私からダブルしました。
このポジションだと、マネーでもダブルでしたし、このスコアなら断然ダブルです。
Score is X:0 O:3 9 pt.(s) match.
+24-23-22-21-20-19------18-17-16-15-14-13-+
| X O O | | O X |
| O | | O X |
| O | | O X |
| O | | O X |
| O | | X |
| |BAR| |
| | | |
| | | O |
| X | | O |
| X X X | | X O |
| X O X X | | X O |
+-1--2--3--4--5--6-------7--8--9-10-11-12-+
Pip count X: 131 O: 142 X-O: 0-3/9
Cube: 1
X on roll, cube action
Analyzed in XG Roller++
Player Winning Chances: 62.78% (G:22.95% B:0.34%)
Opponent Winning Chances: 37.22% (G:7.62% B:0.28%)
Cubeless Equities: No Double=+0.396, Double=+0.850
Cubeful Equities:
No double: +0.626 (-0.084)
Double/Take: +0.709
Double/Pass: +1.000 (+0.291)
Best Cube action: Double / Take
eXtreme Gammon Version: 2.10, MET: Kazaross XG2
ピップは少し勝ってるしまあいいかと思ってダブルしましたが、やや足りなかったようです。もう少しピップのリードがあるとか、アウターでクリアしなければいけないポイントがひとつ減ってるとか、そんな改善があるとダブルできるとの解析結果です。
Score is X:4 O:4 9 pt.(s) match.
+24-23-22-21-20-19------18-17-16-15-14-13-+
| O O O O | | O X X |
| O O O | | O X |
| | | O |
| | | |
| | | |
| |BAR| |
| | | |
| X | | |
| O X | | |
| O X X | | X O X X |
| O X X | | X O X X |
+-1--2--3--4--5--6-------7--8--9-10-11-12-+
Pip count X: 132 O: 143 X-O: 4-4/9
Cube: 1
X on roll, cube action
Analyzed in XG Roller++
Player Winning Chances: 72.63% (G:7.66% B:0.20%)
Opponent Winning Chances: 27.37% (G:3.06% B:0.05%)
Cubeless Equities: No Double=+0.496, Double=+0.995
Cubeful Equities:
No double: +0.789
Double/Take: +0.775 (-0.014)
Double/Pass: +1.000 (+0.211)
Best Cube action: No double / Take
Percentage of wrong pass needed to make the double decision right: 5.9%
eXtreme Gammon Version: 2.10, MET: Kazaross XG2
そして6-6となった第8ゲームでは、冒頭に書いた通り私がダンスかましてしまい、渡辺さんから興味深いキューブが来ました。
3away-3awayで青からキューブが来た なめんなよとテイクしたいところだったが、相当ビビりながらもテイクしました #バックギャモン pic.twitter.com/6P2N86rpak
— Masahiro Kisono (@mkisono) June 15, 2014
まあ、実際のところ「なめんなよ」なのですが、パスする確率も少なからずあったことを告白しておきます。これでパスしてたら、間違いなくマッチ負けしてたと思います。
@mkisono ダブルするかどうかの境界でした pic.twitter.com/KAkx5nqBuY
— Masahiro Kisono (@mkisono) June 15, 2014
このゲームを勝つものの、クロフォードではベアオフ中にヒットされ勝ち切れず、DMPへ突入しました。私は時間を使いすぎていて、クロフォードのゲームで勝ち切るつもりでした。クロフォード明けのゲームでは、クロックが「ピーーーッ」というので時間切れで負けたかと思いました。それは残り20秒の合図だったので、そこからは限られた時間の中でのムーブとなり、とても集中力のいる戦いでした。そんなわけで、2セット目は薄氷の勝利を収め(残り12秒でした)、もう1セット渡辺さんと遊べることになりました。対戦は後日です。