2024年12月31日火曜日

今年のふりかえり 2024年版

 恒例のふりかえり企画。今年もたくさん遊んだな。

今年の成績

毎年のことではありますが、特に目立った活躍をすることもなく、いつも通りリーグ戦に参加しました。勝ったり負けたり、負けたり、負けたり… なんか負けが多いと思っていましたが、年後半は特に負けが混んでました。

名人戦リーグは、1部のプレーオフで寺尾さんに負け。さらに2部とのリーグ間プレーオフで柳さんに負け。この時期は、私の体調が今年一番良くなった時期だとはいえ、残念な気持ちになりました。

こんなことではいけないと、モナコで楽しく遊んできました1 今でも時々モナコのことを思い出すのですが、久しぶりの海外旅行だったし、サムハウスでの合宿はとても楽しかったです。

盤聖リーグで挽回しようと意気込んでいたのですが、結果はまさかの全敗。もっと頑張らないとね。

さて、日本では大きく沈んでしまった mkisono ですが、実はアメリカで羽ばたいておりました。USBGFのメンバーになって9年目ですが、これまでにトーナメントで2回優勝したことがありました。それがなんと、今年だけで2回も優勝しました。優勝しても賞金は出なくて、以下のような賞状がPDFで送られてくるだけなんですが、154人参加トーナメントでの優勝ですからね、それはもちろん嬉しいです。USBGFのオンライントーナメント年間ランキングでは、今年は5位入賞となりそうですし、自身の最高レーティングも今年更新しました。



このように日米の成績で大きな差が出るのは、「たまたまそうなった」部分が大きいと思うのですが、対戦しているプレイヤーの強さに結構な差があるのも事実と思います。USBGFのオンライントーナメントには、Backgammon Giants に名を連ねるような強豪プレイヤーは参加していません。一方で、日本のリーグ戦や例会には、「隠れグラマス」みたいなプレイヤーが割とたくさんいらっしゃるので、mkisono の地位は相対的に下がってるなと感じます。だったら必死に勉強すればいいのですが、後述するように別のことを必死でやっているので、ギャモンの勉強はほとんどしてないです。
こうなったら、「アメリカ・ファースト」で頑張っちゃおう、などと考えるのですが、そんな意気込みだからきっと来年も鳴かず飛ばずだと思います。ちなみに、通算成績は、571勝(JBS) + 282勝(USBGF) = 853勝 となりました。日米通算 1,000勝まであと 147。これは頑張れば来年達成できるかもしれないですね。

100かいだてのいえ

モナコで遊んで帰ってきてから、あるプロジェクトを始めました。新たに始めたとも言えますし、以前のプロジェクトを再開したとも言えます。要は、バックギャモンの自動棋譜記録システムを再び作り始めました。前回開発したものとは別に、フルスクラッチで開発しています。
前回の試みから時は経ち、ギャモンの自動記録は挫折したものの、将棋の自動記録は実用化できました。最初にギャモン向けの開発をしていた当時と比べて技術は進歩しましたし、私のスキルもちょっと上がった。さらに、ソフトウェア開発にも生成AIが使えるようになり、生産性が大きく向上したと感じる今日この頃です。
「100かいだてのいえ」は、私の好きな絵本の名前ですが、このプロジェクトの内部的な名称に拝借しました。つまり私が心の中で名付けて、勝手に呼んでいるだけです。バックギャモンの動画ファイルを入力とし、最終的に棋譜を出力するためには、多くのステップが必要です。この処理をパイプラインと呼んだりするのですが、自分のイメージとしては高層建築を作っているような気持ちです。「100かいだてのいえ」は、そのイメージにピッタリなのです。
今日時点では、私のおうちのパソコンで動いているシステムに動画ファイルを入力すると、(運が良ければ)XGに入力可能なファイルがポンと出てくるところまで作ってあります。(嘘じゃないよ、ホントだよ!) ある意味感動的ですらあるのですが、まだ自己満足の範疇と思います。しばしば処理に失敗するケースもあるので、これからもひたすら改良を続けていく長い道のりが待っています。
来年のなるべく早い時期に、皆さんに使ってもらえるような形にシステムを組み上げようと思っていますので、どうぞお楽しみに。

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